60歳定年まで後1年

 2月で59歳になります。定年まで後1年です。同じ部門の後輩にも60歳定年で辞めることが基本路線であると話しましたので、この1年で引き継ぎが進むのではないかと期待しています。有給休暇を100%消化するとなると来年の今頃は有休消化に入っているはずです。それを思うとすごくワクワクしてきまします。

 

 年末に投稿して以来、1月は試行錯誤の月となり記事を書けず、久しぶりの投稿になりました。この間複数の年の近い先輩方に会って60歳以降の経験談を聞くことができました。私が住んでいる市の求人情報を見るとこの時期、会計年度任用職員の募集を多く見かけます。会計年度任用職員とは、俗にいう市の臨時職員のことです。4月から新年度が始まるので、この時期に様々な職種の募集をおこなっています。話を聞くとシニアを採用することも多く、60歳定年退職後に市に雇用されている先輩もいました。給料に関しては、求人票から計算すると月の勤務日数にもよりますが、月に8万円~15万円程度(税込み)です。もし今勤めている会社で再雇用の要請を受ける場合は、週3日勤務を希望するつもりなので、今よりも給料は下がります。60歳以降は、「経済的損得」より「心の損得」を優先する方針なので、定年退職後の選択肢が増えたことになります。

60歳での定年退職を目指して

 今年も残り僅かになりました。初投稿のご挨拶で、60歳で定年退職する方針であると記事にしました。それを目標としたいきさつと54歳から今までどのようなことを考えてきたかをぼやいていきたいと思います。このことが皆様の参考になればうれしく思います。

 京セラの創業者である稲盛和夫さんの京セラフィロソフィーに「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」というのがあります。これは経営において新製品開発や新技術開発における心構えを説いたものです。しかし、これはセカンドライフの心構えにも通ずるのではと考えました。これは当ブログのテーマである、「素晴らしいセカンドライフを送るために試行錯誤する」の原点となっています。

①楽観的に構想→(済)

 まずは60歳で会社を定年退職して再雇用はしないという構想を立ててみました。

②悲観的に計画する→(ほぼ済)

 60歳で定年退職して年金受給まで5年間あるとなると、一番の不安はやはりお金です。そこで我が家の資産の見える化をおこないました。夫婦あわせて金融資産はいくらあるのか、生活費は月にどれくらいかかっているかを確認しました。さらに我が家の貸借対照表(バランスシート)を作成しました。60歳定年まで働いたとしてもらえる退職金の確認から、子供たちの残りの教育費の見積や、将来相続する可能性のある遺産の見積りなどをおこないました。年数をかけて何度も見直し精度を上げていく過程で、お金の面の問題点がおぼろげに見えてきました。何となくですが、年金支給まで月15万円程前後(税込み)の収入があれば何とかやっていけるんじゃないかということです。

③楽観的に実行する→(これから)

 お金の面が概ね見えてきたことで、後は楽観的に実行するのみです。そこでやりたいことリストの作成にとりかかっています。最低でも30個は書き出そうと考えています。現在決定しているのは12個で、思いついたら追加や削除を繰り返しています。まずは若いころに好きでやっていて、忙しくなる中で辞めてしまったことを中心に書き始めました。既に再開していることもあります。当面の目標は30個をひねり出すことです。

また、シニアで月15万円前後(税込み)の仕事があるのかも年明けから調査していく予定です。

 

 まずは目標の60歳での定年退職後のフルリタイヤは厳しそうです。別のシニア向けの仕事をするとしても30年以上同じ会社で働いてきたので、急激な生活環境の変化に耐えられるかどうかの不安もよぎります。

 会社からは、再雇用の打診を受けております。そこで選択肢のひとつとして、可能であればフルタイムではなく、週3日勤務にするなどして、お金の面の不安要素を取り除きつつ、体と心をセカンドライフに徐々に慣らしていくのもありかなとも思い始めています。60歳の誕生日までまだまだ試行錯誤は続きます。

キャッシュレス時代に合った財布を購入

 私は小銭入れの付いていない二つ折りの財布と小銭入れを別々で持っていました。その理由は財布が分厚くなるのがいやだったからです。このスタイルになってから20年以上たったと思います。

 時代の流れとともにポイントカード類は、共通ポイントに集約されるようになり、さらにスマホのアプリへと変更されるようになりました。SuicaモバイルSuicaに変更するなどすると、二つ折り財布の中身は札の他に運転免許証、クレジットカード、及びキャッシュカードのみとなっておりました。さらにこの2年で電子マネーによるスマホ決済が主流になり、小銭はもちろんのことクレジットカードさえも出番がめっきりと少なくなりました。

 財布がくたびれてきたのをきっかけに、キャッシュレス時代に合うコンパクトで薄い財布を探していたところ、moku Saku ver2という財布を発見したので早速購入しました。ポケットにもすっきり収まるし、カードの最大8枚まで収納できるので、病院に行くときに保険証を追加で収納したり、旅行先でホテルのカードキーを持って出かける際に収納できます。小銭入れを別に持つ必要もなくなりました。時代に応じて、持ち物を見直すというのも必要ですね。

新NISAつみたて枠の設定が完了

 先月の記事で2024年からの新NISAの運用方針について色々ぼやきましたが、先日積立予約が完了しました。色々考えた結果、eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を毎月5万円積立としました。最初は楽天オルカンにしようかと思っていましたが、楽天のポイントプログラムの改善や改悪に右往左往するのもどうかと思い、安定のeMAXIS Slimにしました。

 投資の中級者や上級者の方は、我々の年代は5年でNISA枠を全て埋めましょう・・・とか言われていますが、私は投資に関しては超初心者。年齢も60歳手前ということもあり、余剰資金で無理のない範囲で積み立てることにしました。ほったらかし投資が一番成績良しとのことであれば、超初心者の私にはこれでいいのでしょう。成長投資枠に関しても、色々な方策の検討をしていましたが、めんどくさくなったので余裕があればeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)を買い足すというのでいくとこにしました。どうせ何がベストなんかは先にならないと分からないですし、今後年齢を重ねていくことを考えると、1本の投資信託にしておくのが管理も楽でしょうしね。巷で言われる15年~20年保有し続けるというのも、我々の年齢を考えると、現実的ではないと思います。そこで家のリフォームや海外旅行で資金が必要になったら、何も考えずにそこから一部を売って取り崩すで良いと考えました。まぁ、お金は使ってなんぼですからねぇ。

エアウォレットアプリが非常に便利

 私は現在、銀行口座が3つあり、給料の振込や公共料金の引き落とし用にメインバンクとして地元の地方銀行を古くから利用しています。

 もうひとつはゆうちょ銀行です。まだ、クレジットカード等キャッシュレスが一般的でなかった時代に、出張や旅行に行ったときに全国のゆうちょATMで手数料が無料で引き出せたり、ネット販売やヤフオクで、銀行振込が主流の時代に、ゆうちょ口座同士だと振込手数料が無料になるのでよく使っていました。

 そして3つ目は昨年開設した楽天銀行です。既存銀行の定期預金よりもこちらの普通預金金利が良いことから、定期預金を解約してこちらに預けております。

 私の場合、たまにゆうちょ銀行指定での引き落としがあるので、時々資金を移動する必要があります。ネットバンキングで移動すると手数料を取られるので、わざわざ手数料無料の時間帯に銀行ATMで引き出し、ゆうちょのATMに移動して入金しておりました。

 これが少々面倒だったので、何か良いサービスはないのかと探していたところ、無料で自分の銀行口座間でお金の移動ができるエアウォレットというアプリを発見しました。楽天銀行やゆうちょ銀行の他に、私が使っているメインの地方銀行にも対応していたので、早速アプリをダウンロードして使い始めました。1日に移動できる上限額は30万円なのですがそれで十分です。また、資金移動にかかる時間も、朝の10時までに処理すれば当日中に資金移動できます。10時以降でも翌営業日中に移動が完了します。定期預金代わりに利用している楽天銀行にも簡単に資金移動できるのも非常に便利です。COIN+というスマホ決済サービスもあるようですが、私がメインで使っているスマホ決済アプリと比較しても優位性がないので、今後も使うことはないでしょう。

新型コロナワクチン接種で大変だった副反応(備忘録)

 今更感はありますが、2022年2月に3回目の新型コロナワクチンを接種した後の副反応が大変だったので、備忘録も兼ねて記事にしたいと思います。1回目2回目はファイザー製のワクチンでしたが、副反応もたいしたことなく倦怠感がある程度でした。3回目はモデルナ製にしてみました。前回までが余裕だったのでなめてかかっていたのですが、発熱があったり、数日たって蕁麻疹が出たりと大変でした。そして約3か月後に円形脱毛症を発症しました。円形脱毛症は自己免疫疾患というくらいなので、アレルギー反応の一種だと思います。トリガーとなる出来事の2~3か月後に発症するとのことなので、ワクチン接種がトリガーになったのかなと素人ながら判断しました。病院で診察してもらうと軽症なので、ステロイドを塗って様子を見ましょうということになりました。500円玉大になったのを機に「サットサット」という、脱毛部分を隠すパウダーペンを購入。脱毛部分をうっすらと黒く塗れるので、妻をはじめだれも円形脱毛症を発症していることに気付かれませんでした。それで気にする必要がなくなったおかげがどうかわかりませんが、発症から4ヶ月で完全に元に戻りました。発症から治癒までの経緯を時系列で下記に示しますので参考になれば幸いです。

 

・2022年2月19日、新型コロナモデルナワクチン接種

・2022年5月16日、風呂で洗髪中に鏡で小さいやつを発見

・2022年5月23日、1円玉大になったので病院で受診。ステロイド剤を塗り始める

・2022年6月24日、500円玉大になってきたので、隠しペンを使用し始める。

・2022年6月26日、一部産毛らしきものを発見

・2022年7月11日、産毛が黒くなってきたのを肉眼で確認

・2022年7月26日、4か月ぶりの散髪、脱毛箇所全体に黒い短い毛を確認

・2022年8月17日、隠しペンを使用しなくても目立たなくなる。

・2022年9月4日、 散髪をしたので長さの差異がなくなり、より目立たなくなる。

・2022年9月26日、発症から4ヶ月を過ぎた今、完全に元に戻る。

2024年新NISA運用方針について

 私は2023年1月からつみたてNISAを開始し、楽天証券eMAXIS Slim先進国株式を満額投資(年間40万円)してきました。なぜ、パフォーマンスの良い米国株式ではなく先進国株式にした理由ですが、米国一辺倒より少しでも分散したほうが良いと素人ながらに考えたからです。

 さて、2024年の新NISA運用方針ですが、つみたて投資枠は全世界株式(オールカントリー)でいくことにしました。これに決めた理由は分散という意味でいうと先進国株より全世界株かなと、それと信託報酬が0.05775%と安いのが決め手となりました。楽天証券で最近新設された楽天オールカントリーにすれば、ポイント還元があるのでそれにする予定です。

 成長投資枠は関しては、リスクを極力抑えて近い将来に想定される家のリフォームや海外旅行等に備る目的で、インフレに負けない程度の着実なリターンを目指すという方針でいこうと思います。そこで債権の組み入れ比率の高いバランスファンドや、高配当株ETFを活用しつつ、それだけでは面白くないので成績の良さげなアクティブファンドを少し買って、ある程度利益が出たら利確する方向でいくのも有りかなと考えています。色々思案しつつ、方向が決まれば、後の記事で報告したいと思います。