私の企業型DCについて

 以前、「58歳からのiDeCoについて」の記事でぼやきましたが、私の勤めている会社では2010年から企業型DCをやっております。導入当時、教育説明会がおこなわれましたが、詳しくは理解はできておりませんでした。当時の理解は、

①掛け金は会社で出すので、運用は個人の責任でしてね。

②リスクを取れば退職金を大きく増やすこともできるけど減らす可能性もあるよ。

③定期預金を選択すれば元本は保証されるよ。

ということでした。

 いままで投資経験は全くなく、リーマンショックで株価が暴落していたこともあり、よくわからないまま定期預金100%で運用を開始しました。年に1回、運用状況のハガキが送られてくるのですが、これだけ貯まったのね・・・と確認する程度でした。そこで、2022年10月以降、マッチング拠出をやめればiDeCoにも加入できる旨の説明を会社から受けて、初めてこのしくみについて真剣に勉強しました。理解が深まっていくに従い、私の運用方法は間違いであることに気付きました。今から思えば悔しい結果ですが後の祭りです。

 そこで、早速毎月の拠出を100%株式に変更しました。また、適時株価が下がったタイミングで何回かに分けてスイッチングをおこない、全体の15%ほどを株式に変更しました。ちなみに私の会社の企業型DCのインデックスファンドは「東京海上セレクション・日本株TOPIX」のみですのでこれにしています。最近の株価の上昇を受け、運用利回りが0.34%になったタイミングで一旦利確しました。今後は5%~10%程度下げたら、定期預金分からまた購入する方針です。

 後1年半しかないので多くは望んでいません。少しでも増やせればと悪あがきをしてみます。変化があればまた報告します。